声優統計

声優統計は声優を科学します。

2019年の10曲

過去記事を振り返って誰に向けて書いてるのか、いくらなんでも自己満すぎると思った。
のでちゃんとコメントやリンクを書くことにした。

NATSUKAGE -夏陰- (777☆SISTERS)

NATSUKAGE -夏陰-

NATSUKAGE -夏陰-

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Episode 4.0 "Axis"に関して、正直描いてることに対して手続きが嵩張り過ぎてるなという印象はなくはないんですよね。
「こういうこと」が描きたかったというのは以前から折に触れ伝わってきたし、主題ですら断片的には漏れていた。
それでもなお、EDの転換とこの曲を最後に聴いて、ナナシスはひとつ上のレベルに上がったな、と感じられました。
伏し目がちに、それでも誰かの背中を押す姿勢を崩さない芯の通った一曲。

まっすぐ→→→ストリーム! (日向千夏 (CV.岡咲美保))

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好評稼働中SEGAのAC音ゲー「オンゲキ SUMMER」より。
いろいろ楽しい声優楽曲を出していて聴いてほしい曲はあるんだけど単純に完成度がずば抜けている。
セリフ風の掛け声が多用されていて声優的に楽しめるけど、それがきちんと計算されて曲に取り込まれていてえらすぎる。
あと譜面がめっちゃ楽しい。
2020年はマーチングポケッツ!

共鳴性白染自由主義 (Blanc Bunny Bandit)

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ひなビタ♪」続編、「バンめし♪」の1stライブ開幕曲にして、作品の2ndシーズンテーマ曲だそう。
いろいろあろうとは思うが、やはり苛立たしげな声で社会に反抗するCV.楠木ともりの過不足の無さではないか。
あと安井さんのボーカルは本当にめちゃくちゃですごい、こういうのが聴きたくて声優オタクやってるんじゃなかったら嘘でしょ、みたいな。
カラスは真っ白のことはよく知らないんですがやぎぬまかなさんのことはライブで見てめっちゃ好きになりました。
「自分のおにぎりは自分で握るのです!」

Conflict (大橋彩香)

Conflict

Conflict

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「変好き。」主題歌「ダイスキ。」のカップリング。
はっしーのシングルはもう長いことカップリングすきすき星人と化してるんですが(「ハイライト」はA面も好き)。
ことこの曲は先日の久々だったワンマンライブでのステージが圧巻、演出も本当に印象的で、歌手としての到達点を見たような心の震えがありました。
とはいえ、この曲だけでなく、かわいい曲をにこにこ歌ったと思ったらバキバキに踊り出す、MCではへらへら笑うというのが今のアーティスト・大橋彩香なわけで。
多角的に見てほしいしみんなライブ見てほしいですね。

恐がり太陽と意地張りお月さま (天宮もなか(CV.天野聡美) 西遠白雪(CV.澤田美晴))

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MEM Projectってなんなんですか?と聞かれても私もよくわかりません。とはいえ、あのVisual Artsが仕掛けているVTuberっぽいやつです。
2018年のいつ頃からか活動してたんですがなんかどこかのタイミングで方針転換してCVを全公表することになって私がその存在を知ることになった。
なのでこの曲も初出は2018年らしいのですが私が知ったのもアルバムが出たのも今年なので2019年の曲でいいことにします。
多分に政治的選出ではあるものの、初々しく百合百合した雰囲気と新人声優歌唱のマッチングはかなり良いと思います。
他にもこのコンテンツは謎にオリジナル・カバーが充実しててYoutubeに全部フル上がってるので、いきなりアルバム買わなくていいから一度聴いてみてください。
おすすめは「恋するDNA」「Fairy Land」「恋に吠えろ」です。普通のVTuberっぽい動画はファン目線じゃないと厳しいと思う。

Precious Notes

Precious Notes

Precious Notes

  • 8/pLanet!!
  • アニメ
  • ¥250
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新生8/pLanet!!を象徴する新テーマソング。
2019年はハニプラ!のはずだったが様々な困難に遭ってそうなったとは到底言えなかったけれど、この曲はあった。
確かに感じる「再起」のニュアンスはあれど、しかしそこを強く押し出すでもなく。
全体な仕上がりはアンセム的で、「音楽の楽しさ」が前面に出ている、作品の内外をしっかり見据えた看板楽曲だと思います。
何より今年着実に歩みを進めた作品のメインストーリーと呼応している美しさが芸術点高い。
桜木ひなたという概念。
というわけで2020年はハニプラ!

キラメキFuture/OvertuRe: (KiRaRe (牧野天音, 鬼頭明里, 田澤茉純, 立花芽恵夢, 岩橋由佳, 空見ゆき))

OvertuRe:

OvertuRe:

  • KiRaRe
  • アニメ
  • ¥255
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まぁそんなわけで2019年はKiRaReの年、Re:ステージの年だったんですけど(断言)
2曲を1曲枠に押し込む禁じ手を使いたくなる大仕掛け、エモい、ヤバい、間違いない、これがアニソンだよ、完!みたいな。
OvertuRe:を先に作ってそこから引き算でキラメキFutureに至ったということでそりゃあ理屈だと思った。
曲単体で見た時に(作品の文脈を離れた時に)どれほどの力を持っているのかもはや自分には判断できないけど、完全に何も知らずに聴いてもなんかエモいとは思う。
アニメソングとしては本当に100点満点で200点(2曲ぶんなので)としか言いようがないので文句なしの選出です。

ステレオライフ (KiRaRe (牧野天音, 鬼頭明里, 田澤茉純, 立花芽恵夢, 岩橋由佳, 空見ゆき))

ステレオライフ

ステレオライフ

  • KiRaRe
  • アニメ
  • ¥255
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いや、ハッピータイフーンは本当にKiRaReの看板曲だと思うし、アニメで流れたまなさゆの「ステレオライフ」も本当に良かったんですよ。
でも私は6人版の「ステレオライフ」が本当に好きなんですよね。
歌詞が良い、ソロパートが良い。そしてもちろんサビのユニゾンが良い。
期待と不安、過去と未来、揺れ動く気持ちの「ステレオ」ライフがパート分けで象徴的に示され、最後に重なったボーカルが「心のセンターを進もう」と締める。
エモエモ点と芸術点が高い。

ロケット (月坂紗由 (CV.鬼頭明里))

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いやー鬼頭明里さんソロデビューおめでとうございます。いいよね「Swinging Heart」。
でも今年の10曲に選んだのは敢えて「ロケット」です。
まー今年はずっと「鬼頭明里さんの声って綺麗だよな」「ところで声が綺麗ってどういう意味?」って考えていたんですが。
これは声が綺麗としか言いようがないでしょっていう曲なんですよ、「ロケット」。

なるほど、オーガニック、わかる。完全に解釈一致。
ミディアムテンポのバラードを確実にキャラ声なんだけど小細工なしに切なげに歌い上げててなんだこれ?っていうやつです。
これのフル歌唱がキャラソン連動購入特典のぽにきゃんイベントスペースでやったライブでしかないのやばくないですか?人類の損失では?
というわけでみんな2020年のユニットライブKiRaRe公演に行くしかないな!
冗談はさておき両A面?の「Blooming,Blooming!」もおすすめです。

恋するサマーラッシュ(teaRLove

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Future枠(なにそれ?)。
シャニマスのオタクに現場を制圧されつつあるteaRLoveちゃんですがぼくは広瀬世華ちゃん!
世華ちゃんセンター曲だから、というのもあるんですが普通に一番盛り上がる曲なので。
文脈もクソもなくステージ上で「君に恋をしてる」って言いながらハート作ったり指差ししてくる若い声優からレスがもらいたい!
そういうのもあると思う。
真面目な話今年の頭はどうなることかと思ったけどやっぱり回数を重ねるとトークもライブもよくなるなー、という感慨はあった。
というわけで2020年はラピスリライツ!


まぁマジレスすると2020年は22/7という説もあると思う、知らんけど。